2021年9月時点の、韓国のコロナ感染状況は8月19日にピークを迎えてその後は減少しています。韓国政府の目標では9月中に韓国国民の70％のワクチン接種を終えて、その後もワクチン接種の完了者の数を増やしていく計画をしています。この目標が達成できた時には、次の目標として外国人入国の姿勢を緩和して観光客誘致の計画を考えています。その一方では時期が早すぎるとの意見もあり、まだまとまりはついていません。仮に、政府の目標通りに9月に韓国国民の70％のワクチン接種を終えたとしても、年内に外国人の韓国への入国は厳しいと言えます。
では、2022年はどのような状況になるのでしょうか。
2022年の韓国の観光
2022年に外国人観光客が韓国に入国できるかは、もちろん今後のコロナ感染状況次第ということになりますが、韓国政府の計画通りにワクチン接種が進み、国民の感染者数が減少した場合には条件付きで外国人観光客が韓国へ入国できる可能性が高いと考えられます。
その理由としては、どの国も同様で、航空会社や観光施設など外国人旅行者で潤っていた業界の顧客がほぼいなくなり、日本のように国内旅行者の比率が日本人の場合は被害が多少は少ないかもしれませんが、東南アジアや韓国のように外国人観光客の比率が高い国では、外国人観光客が入国できないと観光業界の収益はわずかになります。このようなことから韓国では2022年には外国人観光客の受け入れを始めるのではないでしょうか。
しかしながら、無条件で外国人観光客を受け入れるわけではなく、条件付きであることが考えられます。
韓国入国の条件
現在外国人の入国を認めている国でも条件はさまざまで、入国後の隔離が必要な国もあります。しかし、隔離期間があると外国人旅行者短期滞在が多い韓国では、入国を緩和しても旅行者が訪れることは考えられません。その中で、考えられる入国条件としては、コロナワクチン接種済み証明書の保持、直近のPCR検査での陰性照明、韓国で利用できる一定額以上の医療保険の加入などが考えられ無条件での入国は厳しいと言えます。
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