全羅南道は韓国の南西部に面してこれまでは農業や漁業などが中心の産業で、全体的に工業などは他の地域より遅れをとっていましたが、光陽湾一帯には工業団地ができたことによって朝鮮半島の工業生産を生み出すエリアの一つになりました。では、全羅南道とは韓国の中でもどのような市場なのでしょうか。
全羅南道市場の特徴
全羅南道は広範囲にわたって海に面して海岸はリアス式になっているため、これまでは海産物の生産が盛んでカキや海藻類の生産が韓国では最も盛んで、道の一部には山岳があるもののほとんどが平野で、気候も韓国の中では温暖ですので米や小麦、大麦、ジャガイモなども生産される漁業や農業が全羅南道の中心の産業でした。また、光陽湾一帯には大規模な化学工業団地や製鉄所、中小の造船所などが設置されて、これまで国内の広域市レベルに比べて遅れをとっていた工業も盛んになり韓国南部の釜山広域市などと比較するとまだ生産額は高い方ではありませんが、現地の人たちにとっては有力な産業とともに就労先になっています。
全羅南道の治安
全羅南道には観光資源が乏しいため外国人観光客が訪れることはあまりありません。また、外国企業も殆ど進出してないためこのエリアで暮らす人たちは殆どが現地の韓国人です。外国人が少ないためソウルや釜山のように観光客目当てのぼったくりなどはあまりありませんが韓国の他のエリアであるようなスリや窃盗などは日本と比べて多く発生していますが、そのレベルは全羅南道に限った訳ではなく他のエリアと同様です。
これらの事から全羅南道は外国人があまり入り込むエリアではないため、外国人が巻き込まれるトラブルなどはあまり発生していませんが、現地の人たちも外国人と接触する機会があまりないので思わぬところからトラブルに巻き込まれる場合もあります。
このような場合には現地の事情や地理に詳しい弊社にご相談ください。
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