全羅北道は韓国中西部にあるエリアでそれほど人口も多くなく、韓国ののんびりとした雰囲気を持つエリアです。この地で操業する日本企業はほとんどなく日本人もそれほど多くはくらしていません。今回は全羅北道の日本企業から依頼を受けた韓国人社員の行動調査の事例をご紹介します。
全羅北道の日本企業で働く韓国人社員
この日本企業は、日本人駐在員は数名ではとんどの社員は現地の韓国人です。工場部門だけでなく経理もほとんどを韓国人に仕事を任せていました。日本人と韓国人は仕事の進め方はことなるものの、韓国人は現地の事情に精通しているのでトラするもなく順調に仕事をこなしていました。
韓国人社員への疑惑
経理は韓国人社員に任せっきりだったため細かいチェックはしていなかったですが、取引先からまだ、入金がされてないと依頼者が連絡を受けて、経理担当の韓国人社員に確認すると、手続きが遅れていたのですぐに支払うとの報告を受けその場は解決したかのように思えましたが、数日後他の取引先から同様のクレームが入りこれも同じ韓国人社員の担当でした。さらに数社から同様のクレームが入り、依頼主が調査すると帳簿上は何の問題もありませんでした。
弊社への韓国人社員の行動調査依頼
取引先から同じクレームが何度も入ることから、依頼者は韓国人社員の行動に不信感を持ち弊社に相談に来ました。捜査内容は会社の経理内容と韓国人社員の行動です。早速弊社は韓国人社員の行動を捜査するとともに、会計士が会社の経理調査を行うと帳簿上の現金が不足していることが判明しました。また、韓国人社員はギャンブル好きで度々現地のギャンブル場に出入りしていることが分かりました。
依頼者への報告
これらの調査結果をもとに依頼者に報告をして、依頼者は韓国人社員に事実を問いただすと会社のお金を使い込んでいたことを認めました。依頼主はこの韓国人社員を解雇するとともに弊社の紹介した弁護士から訴訟を起こす準備をしています。
このように起業における不正の場合につきましても弊社でご対応致しますので、どうぞご相談ください。
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