韓国の政治は日本とは異なる大統領制の君主を持たない立件共和制で、日本と同様に行政・司法・立法の三審制がとられています。その中で日本との大きな違いは大統領の権限が日本の首相とは異なり強大であることです。その中で韓国人から見た日本の政治はどのように思われているのでしょうか。
日本と韓国の政治の歴史
日本は1910年に韓国を併合して朝鮮末期まで続いて来た民族間の争いは収束して、言論や結社の自由の制限を取り締まってきましたが、1919年には三・一運動と呼ばれる独立運動が勃発した後には比較的自由が与えられて暮らしてきました。戦後、韓国の統治を放棄した朝鮮は朝鮮戦争が勃発して韓国と北朝鮮が38度線を結ぶ分裂する国となりました。
韓国人から見た日本の政治
韓国では、日本が朝鮮統治時代の賠償を求める気運が高まり、1965年には韓国と日本の間で日韓合意が結ばれて、いったんは終結したかに見えました。その後、一時的には日本と韓国の関係がよくなる時期がありましたが、歴代大統領の多くは日本の統治時代を非難するするパフォーマンスを繰り返して、学校教育でも日本の統治時代には多大な損害を被ったと教えられています。そのような中で韓国人の日本の政治に対する感情は悪化するばかりで、多くの韓国人は日本の政治に大きな反感を持っています。
しかし、すべての韓国人が同じではありません、日本をよく知る韓国人の中でも冷静に判断できる人は大勢います。日本は第二次大戦で戦争に関係のない多くの国民が犠牲になり、原爆を落とされても多くの日本人は同じ過ちを繰り返さないという感情を持ちます。
このように、韓国人から見た日本の政治は韓国の政治に翻弄されて、事実が見えなくなり日本の政治を批判している傾向が非常に強くあります。このような状況を改善するには、日韓の歴史を正しく冷静にみられることが必要ではないでしょうか。
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