韓国人の金銭感覚

韓国の日常

韓国人は、お金の使い方が荒いと言うことを聞くことがありますが、韓国人と日本人との金銭感覚の違いは、異なる両国の文化や習慣によるものと、日本とは異なる格差社会でのその人の社会的な階層によります。

これは、韓国に限らず中国や東南アジアの国々でも見られることで、特に年長者が絶対的な権限を持つところが日本と大きく異なります。

日本人が疑問に感じる韓国人の金銭感覚にはこの様なことがあります。

一人が全員の費用を負担する

韓国では人が集まった時、費用負担は「目上の男性」が払うのが原則です。目上に立つ人は、後輩、年下の人、女性、老人、お客とつき合う場合は必ず年長者の男性が全額負担をします。韓国人男性にとって女性、子供、老人は「男が守るもの」と思っていますから、年齢や社会的地位が上がるほど負担する機会は多くなります。

食事などで集まった時、同等の立場の人が複数の場合「自分が払う」「私が払う」とのやり取りはよくあります、その場合話し合いで誰か一人が全員の分を払います。

友達同士の場合は「割り勘」の習慣がない国ですので今回は自分が払い、次回は友達が持ち回りで払う場合が多いです。また、女性の場合は全額払うことはないので、自分や、家族の誰かにお金を使う点では日本と変わりはないです。

お金の貸し借り

韓国では、借金が当たり前ということはありません。友達同士で高額の貸し借りはありませんし、親戚同士では、多少あるかも知れませんがこの辺は日本とあまり変わりません。しかし、借金の返済期日を守らない人や、支払い期日までにお金はありながらも払わないケースはたまにあります。

安易なローン計画

車や住宅など日本人では支払いができる範囲で購入しますが、韓国人はそれ以上の金額のローンを組み、特に住宅は値上がりして転売するのを期待しているのか、返済出来ずに差し押さえになるケースもあります。比較的安易にローンを組む人が多いです。

貯金額

韓国と日本の世帯の平均貯額は日本約1,000万円、韓国約300万円(2018年度)となっています。日本の世帯と比較して3分の1ほどですが、これが多いか少ないかはその国の人の収入や物価によるものですので、金額だけで比較するのは難しいでが、韓国人は貯金をしないということはありません。

このように、韓国人のお金の使い方は、文化や習慣によるものと、個人の考え方によるものがありますが、個人的なお金の使い方に関しては、日本人と比べてややルーズな人が多いと言えるのではないでしょうか。

 

韓国人と深い付き合いをしていくうえで、ご参考になれば幸いです。

——————————————————–

トラストジャパン|韓国専門家へのご相談・ご連絡

国内フリーダイヤル 0120-280-050

海外からは  +8148-284-3101

※お電話によるご相談・ご連絡は

平日・祝日ともに日本時間AM9:00~PM7:00となります。

LINE・カカオトークへのコンタクト方法はこちら

お問い合わせフォームはこちら

メールアドレス  tj@tantei-soudan.com

——————————————————–

トラストジャパン 韓国専門サイト

韓国調査・専門サイト

総合探偵社トラストジャパン=公式オフィシャルサイト

タイトルとURLをコピーしました