韓国のコロナ禍の医療機関の状況

コロナ関連

 

韓国のコロナ感染状況は今年になり、感染者が増加して7月には連続して1日当たりの過去最高人数を更新しています。8月に入っても同様でしたが19日を境に減少しています。
重症患者数は2倍以上に増えているものの、死亡率は1%未満と低く推移して医療体制の重大なひっ迫までには至っていません。

今後の医療体制

しかしながら、第4波が始まった7月では重症患者数が150名ほどであったのに対して8月25日時点では425名と大幅に上回っています。韓国の保健省の発表では韓国国内のコロナ患者向けのICU病床は830床用意されて、250床ほどの空き病床があると言われています。

韓国では8月26日から18歳から49歳までのワクチン接種が始まり、9月中には人口の70%がワクチン接種を受けて、50%が接種を終える目標を掲げています。
ワクチン接種は2月に始まりましたが、供給不足と出荷の遅れがあり、現段階では1回のワクチン接種を受けた人は人口の52.7%、接種を完了した人は26%にとどまっています。
現段階では、ワクチン接種の遅れはあるものの、現在のコロナ患者に対する医療崩壊は起こっていません。しかし、感染が蔓延している感染力が強く重症化しやすいデルタ株では、今後のワクチン接種状況や感染状況によっては医療がひっ迫する可能性があります。

この中で、韓国政府はワクチン接種が人口の70%の接種を終えた段階で、一部の規制措置などが調整できるかと発表していまが、韓国マスコミなどの報道では70%の接種が完了した段階での規制措置の調整はまだ早すぎるなどの意見があります。

このように、韓国のコロナ禍における医療体制は現在のところICUなどの病床はまだ余裕があるように思えますが、他の国でも同様に今回の感染力の強いデルタ株は、急激に感染者が増加して重症化する傾向があるので、ワクチン接種を急ぎながらも、感染防止対策の規制をどのように講じていくかが、今後のコロナ禍における医療崩壊を防ぐ手立てになると言えます。

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