韓国で日本人がビジネスをする際に仕事の進め方や、韓国のビジネスの習慣を知らないためにトラブルを招くことがあります。隣国といえども日本と韓国では商習慣が異なります。では、日本と韓国ではどのようなところが異なるのでしょうか。
韓国のビジネスの進め方
韓国のビジネスの進め方は日本とは大きく異なりコネと金額、スピードが重視されます。一方日本は品質重視で欧米型に近いビジネススタイルをとります。韓国は仕事を受注するために過剰な接待などを行い、競合する企業との価格や納期で優ることで仕事を獲得するスタイルです。その結果東南アジアでは韓国企業が請け負ったビル建設などの手抜き工事が発覚して問題にもなっています。
日本は出来栄えでは優れていますが期間や金額が韓国より劣るため、たびたび韓国企業に受注を持って行かれる場合があります。
韓国でのビジネスの進め方
韓国内でも同様なビジネスの進め方が行われていて、コネとの納期そして金額が重視されます。また、契約段階で細かなところまで同意したにも関わらず、内容変更も頻繁に行われて最初に契約した内容から全く違ってくることもあります。
さらに、取引先とも仕事上だけではなくプライベートの付き合いも重要視されて飲み会への参加なども要請される場合があり、以前は日本にもこのような仕事のスタイルがありましたが、その名残が韓国にはまだ残っています。
韓国で日本人がビジネスをする場合には、この辺りの事情が分からないと契約破棄などに至る場合があり、後から来た条件の良い会社にとられてこともあるので注意が必要です。
このように、韓国でビジネスするには接待と価格、期間が重要とされ、日本のビジネススタイルとは全く異なると言えます。安易にこの条件でビジネスが進んで、トラブルが発生した場合にはすべて日本側の責任になるので、韓国でビジネスをする場合には注意しなければなりません。
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