韓国には15,000社ほどの外資企業が進出してそのうち3,000社ほどが日本企業です。日本と韓国は生活水準が近く、文化に共通点も多くビジネスの展開をしやすい国の一つといえます。一方日韓の外交問題やIT産業に依存した韓国経済に不安があるのも事実です。しかし、韓国のビジネスは生活文化圏の近さと輸送コストの低さから有力なビジネス市場であることには間違いありません。
韓国ビジネスの難しさ
韓国は隣国でありながら民族の価値観や文化的や歴史的な背景があって、韓国でビジネスをする上では独自の商慣習や文化的や歴史的な背景とともに両国の政治的な対立を理解しませんと失敗するケースがあります。特に日本人と韓国人は顔やスタイルが似ているので無意識に日本人と同じようなコミュニケーションをとりますと失礼にあたることがあり、そのことがきっかけでビジネスが破綻することがあります。
日本なら企業にとっていい提案であれば新規参入企業でも受け入れられるのが日本のビジネスの特徴ですが、韓国では企業同士仲良くなってから初めていい案を受け入れるという傾向があります。ではどのようにすれば韓国企業に受け入れてもらえるのでしょうか。
韓国で起業を成功するために
韓国では仕事上の付き合いとともに相手との親密度を深めていくことが重要で、ビジネスライクだけではいつまでも信頼を得ることはできません。次に日本独特の最終決定の遅さはスピード感が求められる韓国ビジネスでは敬遠されがちです。韓国企業からは決定が遅い理由に他社との比較や、企業として軽んじられたと思ってしまうからです。このように韓国で起業を成功させるには仕事の内容はもとより、相手とどれだけ親密な関係が築けるかということと、スピード感のある仕事の進め方が成功の秘訣です。
このように日本と韓国で仕事の進め方に大きな違いがあります。せっかく新規のビジネスを取り付けてもこれらの影響で破談になることがあります。このような場合には現地に精通した弊社にご相談ください。
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