仕事で取引をしていると、その中には取引先との連絡が途絶えてしまうこともあります。それも日本国内であれば相手の行方を探しようもありますが、外国になるとそれもなかなか難しいことです。今回は、韓国で起業するBさんの現地の取引先が失踪した事例を紹介します。
失踪したBさんの取引先
Bさんは韓国で起業して3年程になり、取引先は全て韓国の企業です。これまでは大きな問題もなく毎年業績を伸ばしてきました。また、取引先の企業の経営も安定しているようで支払いの遅延などもありませんでした。
ところがその中のA社はここ数ヶ月支払いが滞ることがあり、催促すると支払いをする状態でした。韓国語がまだそれ程理解できないBさん会社の韓国人従業員の話では相手の会社は資金繰りには問題がないと言っているようでした。また、その会社の社長は相変わらず羽振りが良かったのでBさんも安心していました。
ところが今月の支払いの時期を境に取引先へ連絡をしても通じず返事もないため、Bさんが相手の会社に行くと、すでに会社は閉鎖されて従業員は一人もいない状態でした。
この時Bさんは相手が失踪したことが分かりましたが、一人ではどうすることもできません。
相手の行方捜索の依頼
困ったBさんは支払いされていない売掛金を取り戻そうと相手を探し出すため、弊社に捜索依頼に来ました。
弊社はBさんから取引先に関する情報を聞き出して行方を探し始めました。さらに、取引先は他の会社への支払いも滞っていると思われるため、それらの会社からの情報を集めて捜索のエリアを決めて探し出すと、現地のソウルから離れた釜山にいることが分かりました。
釜山は取引先の社長の故郷で、どうやら実家に戻っていたようです。
その後取引先を確保して、Bさんは現地の弁護士を仲介して民事訴訟の準備をしています。
韓国人の場合は、表面では景気がよさそうなそぶりを見せても内容が伴っていない場合があり、今回のように騙されてしまう場合があります。
弊社は現地で長く調査活動を続けていますので、今回のような捜索や取引先の調査などご相談ください。
——————————————————–
トラストジャパン|韓国専門家へのご相談・ご連絡
国内フリーダイヤル 0120-280-050
海外からは +8148-284-3101
※お電話によるご相談・ご連絡は
平日・祝日ともに日本時間AM9:00~PM7:00となります。
メールアドレス tj@tantei-soudan.com
——————————————————–