コロナ禍の韓国で発展したビジネス、衰退したビジネス

コロナ関連

2020年に世界を襲ったコロナウイルスは、2021年になっても猛威をふるい続けて収束する気配はありません。各国では行動制限などによる経済活動が停滞する中、韓国も同様に一部では衰退するビジネスがありますが、コロナ禍によって発展していくビジネスもあります。

韓国ではコロナ禍に於いてどのようなビジネスが発展し、衰退したのでしょうか。

韓国のコロナ禍で発展した業種

世界的な猛威をふるっているコロナ禍でも、韓国では発展したビジネスがあります。コロナ禍の中でどの国でも外出を避けるようになり、自宅で過ごす時間が長くなりました。そのような環境の中では快適に過ごすためのサービスが今まで以上に利用されるようになりました。その中で最も需要が増えたのがフードデリバリーサービスのビジネスです。
もともとアプリを使うことに慣れている韓国人は、これまでもフードデリバリーは日本よりも利用されていましたが、在宅時間の増加やレストランなどの休業などで一気に利用率が増加しました。
この傾向は、韓国だけでなくアジアではアプリの利用率の高いタイや台湾でも同じ傾向があります。

韓国のコロナ禍で衰退したビジネス

コロナ禍で外出や外国への出入国制限により衰退したビジネスは航空業界です。韓国は国土が狭いので、国内線の利用はそれ程なく国際線が主な収益になります。これまでは日本を含めアジア諸国への旅行に頻繁に出かけていた韓国人ですが、渡航することがままならず、飛行機の利用もなくなりました。一方では、外国からビジネスや観光で韓国に訪問する外国人も減少して、ホテルや観光産業などのビジネスも衰退しました。

このように韓国ではコロナ禍により韓国人が自宅にいながら利用できるサービスのビジネスは大きく発展しましたが、他の国と同様に外国人が韓国を訪れるための関連ビジネスは大きく衰退しました。
この傾向はコロナが収束するまで続くとみられ、それぞれの業界では業態の拡大・縮小に追われています。

 

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