韓国はアジアの国の中でもタイやシンガポールと並び学歴社会の国です。
シンガポールは国土が狭く資源のない国なので、世界に通用する人材育成のために力を入れて、タイは出身大学により給料が異なるほどで、韓国ではよりよい生活をするためには有名大学に入学するのが必須の条件です。これは、韓国のビジネス界は財閥と言われる大手グループがビジネス社会を動かして、そのグループ会社に入るためには有名大学に入学することが必要になるからです。このような学歴社会の韓国の学校制度とは日本とどのように異なるのでしょうか。
韓国の学校制度
韓国の学校制度は日本と同じ6・3・3・4制を採用して、義務教育期間も日本と同じで満6歳から15歳までです。学校年度は3月に始まり2月に終了して2学期制を採用しています。義務教育終了後の高校進学はほぼ100％です。
高校は一般高校・特殊目的高校・特性化高校などがあり、70％が一般高校に進学します。高校卒業後は約71％が大学に進学して、大学入試はスヌンと呼ばれる日本の大学入試センター試験の成績や推薦入試、AO入試などにより合否が決定されます。
韓国の教育レベル
韓国の教育レベルは世界的にも非常に優れていて、算数・数学・理科の到達度を示す国際的な調査（TIMSS）では全て5位以内に入り、読解力・数学的リテラシー（PISA）の調査では第7位に入るレベルの高さです。英語に関しては30位くらいに位置して日本の50位くらいと比較しても優れていることが分かります。その中でもリーディングとリスニングが高い数字を示していてライティングの数字が低くなっています。日本と異なるのは会話や読解力に力を入れているところが分かります。日本はライティングは高い数字を示しますが、それ以外の数字は低くなります。この辺りが日本人が外国語に弱い原因の一つと考えられます。
このように日本と韓国では学校制度はほぼ同じですが、教育方法が日本とは異なることが分かります。
——————————————————–
トラストジャパン｜韓国専門家へのご相談・ご連絡
国内フリーダイヤル 0120-280-050
海外からは +8148-284-3101
※お電話によるご相談・ご連絡は
平日・祝日ともに日本時間AM9:00～PM7:00となります。
メールアドレス tj@tantei-soudan.com
——————————————————–
