韓国は日本と異なる社会構造を持つ国です。日本の社会は90%の中小企業が支えていると言われています。韓国は中小企業がほとんど存在せず、サムスングループを筆頭に財閥と言われる企業がGDPのほとんどを占めています。そのため大企業に就職する競争も熾烈で、それらの企業に就職するために過剰な学歴社会を形成しています。
一方、韓国でも中小企業はありますが、日本のように小さいながらも独自の技術やアイデアで大企業に劣らない待遇の企業も見当たりません。
大企業中心の社会構造が韓国ではい大きな格差を生んでいます。
大企業と中小企業で働く人の格差
日本でも大企業と中小企業で働く人の給料や待遇の格差はありますが韓国はそれ以上です。大企業で働く人は日本の企業よりも給料が多く、中小企業では日本の最低賃金に満たない企業ばかりです。定年後においても年金の受給金額にも大きな差があるため大企業で働いた人は十分暮らしていけますが、中小企業では給料が少なく年金もわずかなため定年後もわずかな給料で暮らしている人たちがたくさんいます。
都会と農村の格差
韓国の都会と農村では大きな社会格差があります。韓国の大都市ではほとんどの人が会社に勤務して、給料の差はあるものの快適な暮らしができます。一方、韓国の農村エリアはインフラが十分に整備されず何十年前と変わらぬ風景です。農村で暮らす人たちは農業に従事する人がほとんどですが、日本のように栽培技術があるわけでなく食料としての農作物を作るだけで収入もわずかです。栽培した食物は自身でも食べることができるので、半自給自足的な生活を送っています。
このように韓国では、財閥グループの会社に就職することがステータスであり豊かな暮らしができる手段です。これらの企業が大きくなるほどそこで働く人とそうでない人との格差が広がっているのが今の韓国社会と言えます。
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