世界で年々知名度を上げていく私たちの隣国、韓国。
それに伴って韓国国内在住の外国人も近年大幅に増えており、多文化国家として発展しています。そんな韓国の首都であるソウル。ソウル市内の外国人はいったいどの位の割合でどのように暮らしているのでしょうか。基本的なデータから分析していきましょう。
ソウル在住外国人の数
まずソウルに登録しているソウル在住の外国人の人数を見てみましょう。
2015年のデータによると、ソウル在住の外国人は合計で27万4957人。男女別で見てみると、男性13万2607人、女性14万2350人という内訳になっています。女性の割合の方が男性より3%ほど多いという結果になりました。
現在韓国全体の在留外国人は約200万人強であり、そのうちの十分の一ほどを首都ソウル市が占めているようです。
ソウル在住外国人の出身国
一番割合が多いのは中国国籍の外国人。半数を超える72.3%も占めています。ソウル在住の中国国籍の人口をさらに細かく見ていくと、韓国系中国人が54.2%、中国人18.4%となっています。陸続きで隣り合っている関係である中国と韓国は遥か昔から交流があり、その影響があるように見受けられます。その他はアメリカ3.4%、台湾3.2%、ベトナム3.1%、日本3.0%の順となり、全体的に見るとアジア系の外国人が多いのがわかります。
在留資格と目的
ソウル市内の外国人の間では、訪問就業が35%と最も多い在留理由として挙げられます。続いてが永住16%、留学9.3%となり、その他は企業の研修や国際同棲など様々な理由が挙げられます。韓国の首都であり、大学や企業も他と比べて多いため永住や留学目的の在留外国人が他の地域よりも多いというのは他には見られないソウルの特徴であると言えるでしょう。
ソウル市内の外国人街
統計のデータだけを見ると、アジア系の移民が多いソウルですが、それ以外にもアフリカ系やイスラム系など世界各地からの人々が集まり、ソウル各地で外国人街を形成しています。英語圏からイスラム教圏の人々に主役が移りつつある龍山(ヨンサン)・梨泰院(イテウォン)エリア、日本人が集住する東部二村洞(トンブイチョンドン)、韓国系中国人(朝鮮族)の密集地である大林(デリム)駅周辺などが有名です。
衝突の際はご相談ください
ソウル市は国際都市として様々な国際交流活動を企画したり、公的にソウル在住の外国人に韓国語教室を開催したりと様々な活動をしています。しかし日韓の関係悪化が最近は度々報道されており、反日感情を持つ韓国人も大都市ソウルには少なからず存在し、トラブルが起こることもあるようです。
万が一ソウルで民族関係がもとでトラブルになりましたら弊社にお気軽にご相談してください。
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