2020年に世界中に蔓延して、韓国も襲った新型コロナウイルスの猛威は現地の人たちの日常の生活に大きな影響を及ぼしただけでなく、韓国の夜の街には甚大な被害を与えました。韓国はいち早く外国人の入国規制や、国内の人たちに対しても外出行動制限を行いました。この措置は2022年まで蔓延状況により規制の緩和や強化を繰り返してきましたが、その結果繁華街には人がいなくなり、その中でも顕著なのは夜の店です。夜の店はこれまでのように営業することができずに規制されるうちにお客も夜の街には来なくなりました。では2022年になり韓国のコロナウイルス蔓延も落ち着きを見せて、6月からは外国人観光客の受け入れを開始した韓国の夜の街の復活状況はどのようになっているのでしょうか。
韓国の夜の店の復活状況
コロナウイルスから2年以上にもわたり、お客が途絶えた夜の店は、再び営業することなく店は閉まったままです。このような状況のなかでお店を賃貸して開けていた店はコロナ禍の間に閉店して、そのままの状態で新たな借り手もいません。多くのお店のオーナーはいつオープンできてお客が戻ってくるのか分からないため、よほど資金に余裕がある人以外は、店を維持することができずに手放す人が殆どです。このような状況の韓国の夜の街ですが、コロナ禍以前のような賑わいを見せるかはお店の復活よりもこれまで利用していたお客がどれだけ戻ってくるかにかかっています。現状では、規制が緩和された最も夜の街が集まるソウルの明洞でも開いているお店はほとんどありません。しかし、現地の人たちが夜の街に戻り、外国人の入国が増えてくればすぐにコロナ禍以前の状況に戻ると言えます。
このように、現状の韓国の夜の街はお客が全くいないため復活するには時間がかかりますが、それもどれだけ早く人々が戻って来るかにかかっていると言えます。
