韓国と台湾はどちらも日本人にとって人気の旅行先の国です。その理由としては日本から距離が近いことと同じアジア系の人種と言うことがあります。しかし、同じような顔かたちをしていても両国の人たちは性格や習慣が全く違います。
では、韓国人と台湾人ではどのように習慣が違うのでしょうか。
余暇の時間帯の違い
韓国と台湾では気候が全く異なります。韓国は日本と同じように四季があり、冬場の冷え込みは日本以上です。一方、台湾は東南アジアの国と同じように温暖で冬は冷え込むことはありませんが、夏の日中は高温の日が続きます。
このような気温になると台湾では日中は外出せず日が暮れてから外出します。韓国はこのような気温ではないので日中から夜にかけて日本と同じように外出して遊びに行きます。
台湾は東南アジアの国と同じように夜型の人たちが多い国と言えます。
韓国人と台湾人の目上の人への対応
韓国や台湾では目上の人を敬うと言うことは日本以上に厳格です。しかし、両国では微妙に異なる習慣があります。韓国は目上の人の意見は絶対で反論をすることが許されず、食事をする時にも目上の人を気にしながらになります。
台湾でも目上の人を敬いますが、韓国のように絶対服従と言うことはありません。目上の人は家族の長であり、いろいろな経験を参考に意見をうかがう程度のものです。
仕事上での習慣の違い
韓国の仕事での上下関係は厳しく、部下が上司に間違っていることでも意見することはできません。また上司には役職の下に様を付けて課長様や部長様など日本では考えられない呼び方をします。
一方、台湾の仕事での上下関係はそれ程厳しくなく、みんな自由に仕事をしています。転職することも多く、台湾の人たちは待遇のよい仕事を見つけられるように常に探しています。
このように、韓国は儒教の国で台湾は仏教の国と言うことがありますが。韓国では財閥がGDPのほとんどを占めているため会社間の格差が仕事での習慣の違いがあり、気候も大きな影響を与えています。
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