全羅北道は、かつて後期百済王朝の首都があり、朝鮮王朝の発祥地でもあります。現在は、国内商用車生産の中心地であり、造船産業等も盛で、中国と近い地理的な優位点、産業団地や整備された交通インフラなどの投資環境が整っており、多くの外国企業も投資する経済的に非常に重要な地域となってます。弊社が請け負う依頼内容は多岐に渡りますが、市場調査の依頼もしばしばあり、今回は全羅北道の市場調査例の一部概要を紹介したいと思います。
編み物産業は国内の主要位置を占める
韓国ファッション産業において、ニット(編み物)産業は全羅北道と京畿北部が大多数を占めています。全羅北道には、紡績産業から縫製、衣類製造関連の様々な企業があり、綿糸、手編糸、縫製等の天然繊維を中心として生産しており、下着、子供服を主体としたニットウェアの生産が盛んです。また、全羅北道は韓国で唯一の炭素繊維生産施設があり、国内外での炭素繊維の需要増加に伴い、日本への依存度が高い先端素材の炭素繊維について、政府は国内の素材・部品産業等の競争力強化を推進しており、炭素繊維を国の戦略産業として集中的に育成する政策を掲げてます。
古くから農業が盛んな全羅北道
韓半島の西南部に位置する全羅北道は、農民、農業、農村が楽しい「三楽農政」という政策を取ってます。古くからの朝鮮半島の穀倉地帯で、米や野菜を中心とした農業が行われており、国内初の主要農産物の最低価格の保証制度も実施してます。全羅北道金堤市にある、韓国を代表する有名な農業会社法人は、パプリカとトマトを生産・輸出しており、パプリカを年間約1,000万ドル、日本にも輸出してます。また、全羅北道の黄海岸に広がる干潟で、大規模な干拓・開発事業が行われている「セマングム」では、先端農業技術を基盤に、先端複合農産業ハブとして、新しい農村都市の建設・開発が行われてます。
韓国の様々な市場調査や統計確認等をご希望の際は、弊社に是非ご連絡・相談ください。
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