韓国は日本人旅行者が観光で訪れる最も人気の一つです。その理由は日本から距離が近いことと顔や体型が日本人に似ている、観光地などでは日本語が通じやすい、風景が日本と似ているため親近感を感じるなどが理由です。しかし、韓国は日本と似ているようですが外国のため日本では遭遇しない詐欺に遭うことがあります。韓国で日本人が巻き込まれた詐欺の数はそれ程多くはないものの、日本ではあまり見られない詐欺の特徴があります。
韓国の詐欺の特徴
韓国は儒教の国で年上の人を敬う習慣のある国ですが、外国人の年配者に対してはこのような配慮はあまり見られません。それよりも外国人年配者であっても詐欺でお金をだまし取ろうと行為が見られます。対象となるのは韓国に観光で訪れた外国人旅行者で、その中でも狙われやすいのは詐欺に遭ってもクレームをあまり言わない日本人です。日本人が遭遇した詐欺は以下のようなものがあります。
1．タクシーの詐欺
タクシーに乗車した時に悪質な運転手は目的地まで遠回りをして料金を釣り上げる運転手がいます。現在ではグーグルマップで目的地までの位置情報が検索できるので、欧米人はこれでチェックして遠回りしていることが分かれば即座にクレームを言いますが、多くの日本人はクレームを言えないため被害に遭う人が後をたちません。
2．繁華街のバーでのボッタクリ
日本の繁華街のバーでもありますが、旅行で訪れた日本人が日本語で話す呼び込みがいるバーに入って当初の料金と異なる法外な金額を要求されることがあります。
3．コピー品の販売
日本ではブランド品のコピーの販売は厳しく規制されています。韓国でも同様ですがそれでもコピー品の販売は後を絶ちません。品質もオリジナルとは比べ物にならないほど劣悪で、時計などはしばらくすると止まってしまいます。また、日本はコピー品の持ち込みは禁止されているので、帰国の際に空港の税関で没収されることがありますのでコピー品の購入は厳禁です。
日本人が韓国でこのような犯罪にあった時には対処が難しいですが、弊社は長年現地で調査活動を続けてネットワークも構築されていますので、ぜひご相談ください。
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